山本公認会計士事務所

freee導入でオーナー企業の経理効率化を支援する、大阪市中央区の会計事務所

税務調査で役員報酬が過大であると否認されるには、同業類似法人での「平均額」ではなく、「最高額」と比較する必要があります。

税務調査において役員報酬が過大であると指摘を受けるケースが稀にあります。この場合、何を基準に「過大」と判断すべきなのでしょうか? 法人税法施行令70条では、 役員の職務の内容 法人の収益 使用人に対する給与の支給の状況 同業類似法人の支給の状況 …

一般社団法人への贈与で、相続税の不当減少とされる場合。

一般社団法人には出資持分がない。そのため個人の財産を一般社団法人に贈与すると、相続税の節税になってしまうため、以下の項目(相続税法66条第3項)を総合的に判断して、相続税の負担回避に該当するかどうかが検討されます。 運営組織が適正で、理事に締…

IT補助金を利用してfreeeを導入するなら、早めにGbizIDプライムの取得を。

freee導入はIT補助金の対象になっています。freee社内のルールで、ソフト利用料と導入支援代が、年間で30万円以上であれば、IT補助金の申請を支援してもらえます。 IT補助金の申請締め切りスケジュール IT補助金の申請スケジュールは以下のとおりです。 3次…

freeeの運用を軌道に乗せ、マネジメントに活用するには、タグの定義付けが重要。

弥生会計で様々な切り口で集計したい場合は、以下のような集計しかできませんでした。 補助科目 部門 摘要(プロフェッショナル以上) しかしfreeeの場合には、様々なタグを仕訳に付けられるので、それぞれの集計が可能です。 取引先(継続して取引のある相…

freeeで経理業務を効率化するためには、預金口座は「住信SBIネット銀行」一択で、それに集中させるのがよい。

預金口座をたくさん使っている会社は少なくありません。理由はいくつかあります。 預金口座を店舗、事業、担当者など別に分けると、入出金明細を見るだけで損益や資金繰りが把握できる。 借入の返済のため仕方なし。 支払手数料の節約。 銀行との関係づくり…

経理業務を効率化し、さらに経営に役立つ数値を把握できる仕組みを構築するための考え方。

経理業務を効率化し、さらに経営に役立つ数値をいつでもすぐに把握できる仕組み。これは多くの経営者が興味のあることだと思います。 これを達成するための考え方としては、以下が考えられます。 できるだけ手作業での入力を避け、データをインポートする。 …

LINEから持続化給付金などの経済産業省の支援の申請が可能です。

持続化給付金などの経済産業省が実施するコロナ対策の支援策につき、LINEから申請が可能になっています。 https://www.meti.go.jp/press/2020/04/20200416003/20200416003.html 実際はリンクから、申請サイトのフォームに入力するので、PCのほうがやりやすか…

労働保険の年度更新期限も1ヶ月延長され、8/31までになります。

労働保険の年度更新は通常6/1~7/10でした。 コロナの影響により期間が40日間延長され、6/1~8/31の3か月間に延長されます。 https://www.mhlw.go.jp/content/11401500/000627605.pdf

持続化給付金(法人、個人事業)と、特別定額給付金(個人)の申請が開始されました。

それぞれ申請がこちらになります。 持続化給付金(法人に200万、個人に100万) https://www.jizokuka-kyufu.jp/ 特別定額給付金(個人10万円) https://kyufukin.soumu.go.jp/ja-JP/index.html

中小企業200万、個人事業100万の持続化給付金の、申請要領などが発表されました。しかし応募はまだで、5/1ごろ開始の見通しです。

経済産業省のコロナ対策支援のサイト、かなり更新頻度も高く、わかりやすく充実しています。 https://www.meti.go.jp/covid-19/index.html 持続化給付金については、概要説明の動画や、申請要領がアップされました。 実際の申請は、補正予算の成立の翌日との…

令和2年4月1日に施行開始された、民法改正のまとめ。

H29/6に公布された民法の改正が、一部の例外を除きR1/4/1より施行されています。以下、簡単にまとめます。 消滅時効の期間の統一化 これまで自分が所有する債権は、債務者の職業により、消滅時効の期間が異なっていました。 今後は、 債権者が権利を行使する…

生前贈与が否認されないためには、贈与契約書に加えて、銀行届出印の変更が有用です。

相続税の税務調査で最も問題になりやすいのは、生前の預金の贈与が、単なる名義を変えただけで、実質的には贈与が成立していない、つまり「名義預金」かどうか?という論点です。 過去の判例から、名義財産の判断基準は、 支出したのは誰か? 管理は誰がして…

G SuiteのGmail画面に、Google Meetがわかりやすく表示されました。ZOOMよりもわかりやすい。またWEB会議はPCよりもスマホでつなぐのがおススメ。

Gmailの左側のメニューバーに、Google Meetがわかりやすく表示されるようになりました。 「会議を開始」をしてから、参加者に共有すれば、簡単にWEB会議が始められます。ZOOMよりも簡単なんで、もっと利用者が増えて欲しいです。 ただ私はPCでWEB会議を接続…

ものづくり補助金、持続化補助金、IT補助金が、コロナにより、補助率・補助上限が引き上げられています。

コロナの影響を受けた会社には、「特別枠」が設けられています。 ものづくり補助金 補助率1/2→2/3 持続化補助金 補助額50万→100万 IT導入補助金 1/2→2/3 ただし、補助対象経費の1/6以上が、以下の要件に合致する必要ありです。 サプライチェーン毀損への対応…

事業承継を進めるなら、今がチャンスです。経営資源引継ぎ・事業再編支援事業補助金、最大650万円。

コロナ状況下ですが、今後10年くらいに渡って事業承継が日本の重大課題であることには変わりはありません。むしろその対象になる案件は増え、早めに事業承継を進めないと会社の継続が難しい事例も増えるのではないかと思います。 事業承継の際に使える補助金…

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