山本公認会計士事務所

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経理業務を効率化し、さらに経営に役立つ数値を把握できる仕組みを構築するための考え方。

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経理業務を効率化し、さらに経営に役立つ数値をいつでもすぐに把握できる仕組み。これは多くの経営者が興味のあることだと思います。

これを達成するための考え方としては、以下が考えられます。

  1. できるだけ手作業での入力を避け、データをインポートする。
  2. 自社の業務に合わせてソフトをカスタマイズするのではなく、業務をソフトの仕様に合わせて変えていく。
  3. 一つの取引のデータを、何度も入力せず、発注→仕入→支払などのように、一度入力したデータを、システムをまたいで連動させる。
  4. 入力→間違いをチェック→修正、という従来の発想から、インポート→間違いをチェック→インポートルールを修正して再度インポート、という発想に変える。

これを考え方を変えない担当者が引き継いでしまうと、なかなか社長の欲しい仕組みにしていくのは難しいでしょう。

人はなかなか変わりません。新しいシステムを使いこなすには、人の考え方を変える必要があるのですが、そこを変えるのが一番難しいのです。

ではどうしたらいいのか?

1人の担当者に新しいシステムの運用を任せるのではなく、新しいシステムの運用作業をいくつかに分解し、それぞれの単純作業を別の人に任す、というのが一つの解決策だと思います。

ただしこの場合、管理者が仕組みをきちんと理解しておく必要があります。担当者に丸投げで結果だけ教えてもらうだけでは、従来のシステムからの移行は簡単ではないと思います。

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