効率的な会社とそうでない会社の違いは、やはり経営者に原因があることが多いです。
効率的でない会社の経営者は、足りない業務があると今後はその業務を増やすように指示することは簡単にしますが、不要な業務や前に指示したことを止めるように指示することはあまりしない傾向にあります。
一方で効率的な会社の経営者は、無駄な業務を継続的に増やすことに敏感で、不要な業務を効率化するのではなく、なんとかして無くせないかと常に考えている傾向にあります。
従業員や外注の立場からすると、業務の品質が足りなかったら評価が下がると考えがちですから、常に経営者の指示よりも余分に業務をしようとします。また過去からの業務を振り返ることなく、そのままやり続けるという傾向があります。
そういう傾向があるのを知って、業務をなくすことにも同様に注力をすべきなのです。