徐々にWi-Fi7対応のデバイスが出回り始めているが、一般の事務所では効果があるのだろうか?
メリットは、以下のとおり
- 通信速度の高速化
- Wi-Fi 7の最高速度は理論値で46Gbps
- ほとんどの企業はこのような高速通信を必要としないが、帯域幅と通信容量の向上により平均通信速度の向上が見込める
- マルチリンクオペレーション(MLO)
- 1つの無線LANデバイスで異なる複数の周波数やチャネル(データ送受信用の周波数帯)で同時にデータを送受信する技術
- 帯域を広く利用できるため通信速度の向上が見込める
- チャネルの一つが使えなくなっても、デバイスは利用可能な他のチャネルに切り替えるため、接続を維持できる
- プリアンブルパンクチャリング
- 干渉を受けたチャネルを無効にし、空いているチャネルを使用する機能
- ネットワークが混雑している環境で通信品質が安定しやすくなる
一般の事務所ではオーバースペックではあるものの、効果はあるようなので、デバイスの更新時期に合わせて導入するのがいいだろう