最近加入企業数が増えているはぐくみ企業年金は、以下のようなメリットがあります
- 従業員も会社も社会保険料負担の削減につながる
- 従業員は所得税と住民税が軽減される
- 厚生年金の被保険者2名から加入可能
- 退職金を前払いでもらうか、はぐくみ企業年金の掛金にするか、従業員が自分で選べる(加入率実績71%)
- 役員も加入可能(従業員のための制度のため、役員だけの会社は不可)
- 拠出金上限は基本給の20%(月額40万円が上限)
- 一時金または年金で受け取れる
- 退職時以外も、休職、育児・介護休業時も受け取れる
- 受け取る際に元本割れした場合は、事業主が負担する(安全な運用をしているので、運用率が低い代わりに、元本割れのリスクは低い)
- 厚生年金の掛金が減るので、従業員が将来受け取る厚生年金も減るが、100歳を超えるくらい長生きしないと、厚生年金のほうが有利にならない
個人事業主は加入できませんが、法人で従業員の退職金制度を検討しているなら、検討対象に含めるのがいいでしょう