うちの事務所でもGoogle Workspaceは割と使い込んでいるほうだと思っていますが、まだまだ活用の余地があるのではないかと思い、本書を拝読。
以下、新たに参考になった点。
- Google Jamboardはリモート会議におけるホワイトボード代わりに有効。
- Googleの会議方針
- 意思決定者を一人決める。
- 参加人数は10人以下。
- 全員が必ず発言。
- 何かを決めるのに会議の日まで待たない。
- テーマや参加者を絞り、短い会議を行い、隙間時間を活用。
- 客観的なデータに基づいて議論。
- Googleマネージャーの行動規範
- 良いコーチである。
- チームに任せ細かく管理しない。
- チームの仕事の成果だけでなく、健康を含めた充足に配慮し、包括的なチーム環境を作る。
- 生産性が高く、結果を重視する。
- 効果的なコミュニケーションをする。人の話をよく聞き、情報を共有する。
- キャリア開発をサポートし、パフォーマンスについて話し合う。
- 明確なビジョンや戦略を持ち、チームと共有する。
- チームにアドバイスできる専門知識がある。
- 部門の枠を超えて、コラボレーションを行う。
- 決断力がある。
- Google Classroomで、課題の出題・採点・フィードバックが一元的に管理できる。スタッフのやる気管理、新人研修に活用できる。
- Googleでは部下から上司にフィードバックがされる。そのフィードバック項目は以下のとおり。
- 管理者として他の人に推薦できるか?
- 能力を伸ばし、キャリア開発をサポートしてくれるか?
- チームに明確な目標を伝えているか?
- 具体的に行動できるフィードバックを定期的に提供してくれるか?
- 自主性尊重し、細かい管理をしないか?
- 一人の人間として常に思いやってくれるか?
- チームが最優先の仕事に集中できるよう、他のPJを断ったり、優先順位を下げたりしてくれるか?
- 上層部からの重要な情報を随時伝えてくれるか?
- 過去半年の間に、自分のキャリア形成について有意義な話し合いの場を設けてくれたか?
- 部下を効果的にマネジメントするための、技術・セールス・経理などの専門知識を有しているか?
- 意見の相違があっても、意見を尊重してくれることが行動から伝わるか?
- 難しい状況でも優れた意思決定が行えるか?
- チームや組織の枠を超えたコラボを効率よく行えるか?
- セキュリティーを強化するには、強固なPWと2段階認証。強固なPWの作り方は以下の手順。
- 単語を一つ決める。(book)
- 最初と最後を大文字に。(BooK)
- 好きな4桁の数字を追加。(BooK3150)
- これをコアパスワードとして毎回使用。
- ハイフンと利用サービス名称を追加。(BooK3150-Google)
- 最後に記号を入れる。(BooK3150-Google!)
- Google keepで写真から文字起こしが可能。
- Googleが大切にしている10の原則。
- ユーザーに焦点を絞れば、他のものはみな後からついてくる。
- 1 つのことをとことん極めてうまくやるのが一番。
- 遅いより速いほうがいい。
- ウェブ上の民主主義は機能する。
- 情報を探したくなるのはパソコンの前にいるときだけではない。
- 悪事を働かなくてもお金は稼げる。
- 世の中にはまだまだ情報があふれている。
- 情報のニーズはすべての国境を越える。
- スーツがなくても真剣に仕事はできる。
- 「すばらしい」では足りない。