freeeが他のソフトと比べて、大きく秀でている点の一つは、様々な切り口で集計ができる点です。
しかし多様に集計できる反面、正しく理解しないと自由度があり過ぎて、わけがわからなくなってしまっている事例もよく見かけます。
そのためには、各種のタグの使い方を、正しく抑えておく事が重要です。
- 品目タグ(補助科目のように使える)
- 取引先タグ(継続的に取引のある得意先や仕入先、また振込がある先に使うと便利)
- 部門タグ(科目別の集計だけでなく、利益を集計したい単位に使うと便利)
- メモタグ(スポット的に集計したい場合に使う)
- セグメント(事業部など、部門を超えて利益を集計したい単位に使うと便利)
これだけ多くのタグを使うことができますが、それだけに混乱しがちです。まずは必要最小限に品目タグを補助科目の代わりに使うのがいいでしょう。
そして振込をネットバンクを連動して使うために、振込先の銀行口座を登録するために、取引先タグを使うといいでしょう。ほとんどの会社はそれだけでも十分なはずです。
そして各部門の利益を把握して、経営戦略に使いたい場合は、部門タグを利用すべきでしょう。
タグの設定に関しては、最初はよく知っている人のアドバイスを受けて、どのように運用すべきか定義付けるのが、早期に軌道に載せるコツでしょう。