税務調査において、統括官や調査官はどのように評価されるのでしょうか?
責任者である統括官は、部門全体での増差所得が評価対象になります。
また統括官は部門の管理責任があるので、税務調査でクレームや問題などがあると、マイナスの評価対象になる可能性があります。
調査官においては、追徴した税額が評価対象になるのではなく、増差所得が評価対象になります。
繰越欠損金などにより、必ずしも追徴につながるわけではないからです。
調査官の評価対象は税務調査における修正申告になるので、原則、加算税がつく場合が評価の対象になります。
また重加算税については、その額ではなく賦課率が評価対象になります。