個人事業者が家族に対して支払うことができる給与である「青色専従者給与」。法律上、特に上限が定められているわけではないですが、高すぎても認められない可能性があります。
相場水準の指標として、国税庁が発表する統計があります。
https://www.nta.go.jp/publication/statistics/kokuzeicho/shinkokuhyohon2018/hyouhon.htm
それよると、平成30年の青色専従者給与の所得水準別の平均値は以下のとおりになります。
平均値でいくと、青色専従者給与を10,000千円以上にするのは、所得水準が数億円レベルになってきます。
あくまでも平均ですので、専従者給与を高く支払うには、実態を伴わせる必要がありますね。