山本公認会計士事務所

freee導入でオーナー企業の経理効率化を支援する、大阪市中央区の会計事務所

Amazonが採用する、自社で働きたい人だけが会社に残る制度。

人は誰しも言われたことをやるのは嫌である。自分がやりたいと思ったことは、止めてもやるものである。なので、いかに従業員を自主的にさせるかが、経営でも重要であり、経営者はその方法をあの手この手で考える。

Amazonのジェフ・ベゾスも、従業員を自主的にさせるため、Amazonで働きたい人だけが会社に残るような制度を採用している。

それは「退職ボーナス制度」。

従業員に「辞めるならボーナスを2,000ドル支給する」と提案し、毎年1,000ドルずつ引き上げ、上限は5,000ドルとする。この告知分の冒頭には「この提示を受けないでください」と書いてある。会社としては留まって欲しいというメッセージだろう。

この制度により、自分が本当は何を望んでいるか、社員に立ち止まって考えてもらうことに主眼があるのである。不満を持ちながら働き続けることがないように、働きたいという自主性を引き出すための制度であろう。

© 山本公認会計士事務所